前回は到着した SCULTURA LIMITED フレームをあれこれチェックしてみました。
今回はいよいよチマチマと組み立てていくよ。
まずはワイヤーを仮通ししますね、前回も書きましたが元々Di2で組んでいたようで各グロメットを機械式に変更していきます、幸い機械式のワイヤーを通す小さい穴用のグロメットは付属してました。
これを装着してまずはRディレイラーのアウターワイヤーをダウンチューブから入れてBBを通過してRエンドまで通します、F側はアウターはダウンチューブ入り口のグロメットで受け止めるので通すのはインナーワイヤーになるのだがインナーを保護するのと滑りをよくするためにケーブルライナーを通します。これをダウンチューブ入り口から入れてBB下のグロメットに通してここで上方に方向転換しフレーム外側に出します。
*Fディレイラー側出口の写真は富士ヒル初号機(スクル4000)のもの
次にブレーキワイヤーですがFは後からでもできるのでR側だけ、そしてここでRISKのリンクケーブルというやつを使ってみようと思います。
こいつはアルミ製のたけのこみたいのをつないで一つのケーブルにする感じで昔あったロケット鉛筆みたいな感じですかね(違うか)そんで何故これかというと軽量なんです。とにかくやれることは全部やろうが今回のコンセプトなのでワイヤーの軽量化にも目をつけてみました。こいつを通すにはまずケーブルライナーを通してタケノコを順番に押し込んでいきます そうするとフレーム前方に顔を出すようになります このとき注意が必要でこのタケノコには前後の方向があります 実はレバーからハンドルを通ってバーテープから飛び出る部分までは残念ながら通常のワイヤーを使わねばならんのです そしてこのタケノコへ変換するのですがそのジョイントの片側の受けがテーパー状になっているのでそこにタケノコのテーパー部がはまるような方向につないでいきます。
そして非常に細かいのですがブレーキワイヤーのレバー側根元はOリングと金属製(真鍮?)のリングを取り付けてから差し込みます。文字で書くと難しいのですが
まずワイヤーをレバー先端から通して Oリング、金属リングの順番にワイヤーに入れてアウターワイヤーに差し込めばOK
はい これで一応ワイヤーの仮通しは完成ですね。
ちなみに右側の写真はRISKのワイヤーセットの付属品です。左から順に
通常のワイヤーアジャスター(と記載されてましたが長さの調整ができませんでしたw)、通常のアウターとたけのこをジョイントするもの(これ向きがあるので注意)、あうらーキャップ、たけのこ、金属のリング、Oリング、アウター先端のチューブ、アウターの保護用プロテクター、インナーワイヤーの水侵入防止グロメット、ワイヤー同士を留めるもの。
では次はフォークを組み立てます せっかくなのでベアリングをグリスアップしてからくみ上げます
ここで気づいたのですが元々持っていた僕のスクル4000はアッパー側のベアリングが安っぽい球とレールが別体のものを使っていたのですがこのスクルリミテッドはアッパー側も高級感あるカートリッジ式のベアリング使ってますねー 良い
さあ ベアリングを組付けたらフォークをフレームに差し込んでアッパー側のベアリングを入れてスペーサーなど入れて(後で高さ調整するのでこれも仮組)ステムをつけて締め付けたら一応フォークは完成! おーーーーいいですねー
お次はハンドルとレバーを取り付けてワイヤー先端部分を完成させます。
このハンドルですが某サイトで見つけた激軽ハンドルなんと実測140g! これにスクル初号機につけていたTNIステムを組み合わせ、レバーはアルテ6800を取り付けます
そんでこのハンドルですがワイヤー内装式なので一応内装にしてみます。しかしこれが結構苦戦! あとで知ったのですがケーブルルーティングツールというものがあればもっと楽にしかもミスなくできたのかもと後悔、今後のためにも買っとこうかと思いました。
まずはインナーワイヤーを通して太いブレーキワイヤーから通してみます。結構硬くてなかなか通らないがなんとかクリア!次に細いシフトワイヤーを入れてみます、、、ハンドルの穴が小さくてワイヤー2本通すのがギリくらいの大きさなのでかなり苦戦してようやく通せました。
そしたら今度はF,Rのディレイラーを仮付けします。ここでも仮組ですねー Rは仮もなにもただつけるだけですね、F側はこれは最終的にチェーンリングとの調整が必要なのでこいつは仮組となります。
さあ どうでしょう 今回は一旦ここまでとなります。
まだ先は長いですね というか最後のいろいろ調整が最も時間かかるので仮組だけならまあそんなにかからないか
ということで今回もお付き合いいただきありがとうございました。
前回はこちら↓
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