若いころの冒険の思い出1

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みなさんこんにちは ひろしです。

今日はガーデンライフとは関係ないですがちょいちょい書いているバイクネタの一つです。僕は毎年のGWに4,5日間くらい泊りでバイクツーリングに行くのが恒例になってます。なんとなく今日その時のことを思い出して楽しかったなーなんて考えていたらそういえば若いころにはもっと冒険をしてたことを急に思い出しましたのでブログに書こうと思いました。

今回は東京から林道をつないで北海道まで行った林道ツーリングの思い出を書きたいと思います。

僕は若いころモトクロスを仲間と一緒に楽しんでました。当時レーサーのCR125を買って中古のハイエースも買ってあちこちのレースに出たりコースに練習に行ったりしてました。それと同時に友人から確か5万くらいで買ったボロボロのCRM250Rも持っており これは主に林道ツーリングで使ってました。今思えばこのCRM250Rが最も苦楽を共にしたバイクでした。

このツーリングもCRM250Rを使って出発です 相棒は当時レースや林道ツーリングにいつも一緒に行っていたSさんです。たまに誰かに僕の冒険の話をすると すごいことやってるねー なんて言われるんですが このSさんは僕の中では本当に冒険師匠と言えるほど僕なんか足元にも及ばないほどいろんな冒険をしている人です。
冒険師匠のことは機会がありましたら今度書くことにしますね

20代当時僕は東京に住んでいたので東京から出発です。最初は利根川の土手沿いをひたすら北上し群馬県を目指します 熊谷市あたりから一般道に入りだいぶ寄り道になってしまいますが御荷鉾林道のある西へ向かいます。御荷鉾林道は当時すべてダートで長距離林道の代名詞でもありました 今は舗装されてしまったのかなぁ。記憶が少しあいまいですがいったん神流湖を超えて一番西側から入ったと思います そこから方角的には来た道を戻る方向というすごい寄り道です。ここは当時オフローダーの聖地でもあったのでたくさんのオフロードバイカーと出会いました。他に比べると都心からのアクセスも良いというのもありますね。

では御荷鉾林道をあとにして今度は方角的には那須の方向へ向かいます。目指すのは田島林道(←僕らが勝手につけた名前)那須から福島県の会津田島に抜ける林道です これも確か現在は通行止めになっていると思いますが当時はハードなガレ場あり、たくさんのコーナーあり、景色抜群であったりと初心者には難しいが何回も行っていたとにかくお気に入りの林道でした。

このお気に入りの田島林道をハアハア言いながらクリアしていくと福島県です。ここからまた一般道で只見を目指します ここには相棒の冒険師匠もお気に入りのキャンプ場只見町青少年旅行村いこいの森があり 今日はここに泊まります。

2日目は只見から日本海側を目指し新潟県へ抜けます ここから北上し目指すのは朝日スーパー林道です。ここも当時のオフローダーには超有名な林道で僕もこのときはじめて訪れましたがとても気持ち良い林道でした。胎内市あたりから東へ向かって小国町に入ります ここから朝日岳に向かって北上する林道が朝日スーパー林道です。直前でガソリン満タンにして冒険師匠と突入します。

冒険師匠は林道に入るとペースが上がります キャンプ道具満載なのにすごいスピードです💦 キッきつい!! でも楽しいー!

楽しい林道も終わり将棋の町山形県天童市へ この日は鳥海山まで行く気でしたが道草をくいすぎて遅くなってしまい新庄市あたりですっかり暗くなってしまい このあたりで泊まろうとしましたがキャンプ場が見つかりません!! あたりはもう真っ暗 しかも大通りから外れて少し細い道に入ったようで街灯もなく少し身の危険を感じたので安全そうなところで野宿しようということになりました。ところがバイクでうろうろ場所探しをしているとどうも田んぼのあぜ道に入ってしまったようで まずいな と思うやいなや冒険師匠が田んぼにはまり救出するはめに(´;ω;`)ウッ… さすがの師匠も危険を感じたのか慎重に野宿場所を探しました。ようやく下が砂利の少し広い場所を見つけたのでもう動かずにテントを張って持っていた食料をわけあって食べてその日はそのまま寝ました。次の日の朝 やたらと目の前を通る車の音で目を覚ましました んっ! 「師匠!なんか車の音がする!」 2人でテントの外に出るとなんと目の前を車がブンブン通っているではないですかぁ! あたりを見渡してようやく状況を飲み込めました。 テントを張った場所はどうも閉店してしまった車ディーラーの駐車場!そして目の前はよく田舎にありそうな大通りの一本裏にある抜け道のような通りでした。車でそこを通る人たちはみんな僕たちを見ていきます そりゃそうでしょう なんで車ディーラーの駐車場にテント張って寝てんのって感じ? そそくさと出発の準備を整えて2人してそこを後にしました。

今日は昨日行く予定だった鳥海山林道へ向かいます いつもどおりガソリン満タンでいざ突入 いやーここは山をぐるっととりまくような林道で景色良いです~ 気持ちいい~  師匠が後から言ってましたがここが今回のBEST林道だったそうです。鳥海山林道の後半確か熊笹が生い茂る脇道林道に少し入ったと思います。そこでコーヒーブレイクでもと言って休憩していると本当に無音の世界でたまに吹く風が笹を揺らしザザーっという音だけ響きます 落ち着く・・・・・・と言いたいところですが無音すぎて怖くなり熊が出てきそうな雰囲気も相まってそそくさと退散しました。ビビり2人・・・・・・

鳥海山を後にして次は東へ一旦岩手県を走る国道4号線を目指します 4号線でひたすら北上し盛岡市の少し西 岩手山周辺にある名前は忘れましたが林道へ入ります確かこの林道はだいたい4号線と平行に走るので北に向かっていきまた4号線と合流して更に北上します 今日はいいペースなのでこのまま更に北上し青森県の岩木山を目指します。この道中途中で休憩したコンビニで僕のバイクのタイヤをふと見ると あちゃー丸坊主やん!! Rタイヤのブロックはほとんどなくなりスリックタイヤ状態になりかけてます。 やっばーいい!! これで再び東京まで帰れるのか不安になりとりあえず弘前市にあるバイク屋を片っ端から探しましたが今日はもうお盆休み どこのバイク屋もやってません 仮にやっていてもすぐにタイヤが手に入るかどうかなんてわかりません。今日の所はあきらめて岩木山周辺のキャンプ場に泊まりました。

翌日遅めの出発で岩木山を後にし青森市を目指します もう林道は無いので山の中でパンクという最悪な事態は免れそうですがそれでも慎重に青森市を目指します。割と早い時間に到着したので函館行きのフェリーの時間をチェックし少しだけ青森市を散策しました。 でも・・・・「なんもねえーーー!」(青森市のみなさんごめんなさい)特にみるところがなんもありませんでした。

昼過ぎに青森フェリーターミナルに戻りいよいよこの旅のクライマックス ゴールの函館市へ!

函館をゴールに設定していたのでバイクは青森に置いていきます(相棒よしばらくお別れだ)フェリーではよくやったなオレなんて感傷に浸りながらかっこつけてタバコをふかしてました。

さていよいろ函館へ上陸です。念願の北海道! 実は僕このときが北海道発上陸だったんです!なんともいえない達成感。

最小限の荷物を持って師匠と夜景を見に行きました。ロープウェイのチケットを買って100万ドルの夜景へ 到着したのは夕方だったのでまだ明るいです でもずっと待ってるとだんだんと暗くなるにつれて明かりも少しづつ増えていきます。いや本当にこの景色はすごい!!! いつかまた来ようと固く誓うのであった。

この日の夜師匠と今回の旅をいろいろ夜遅くまで語り合いました。

翌日朝早くのフェリーで青森へとんぼ返りしていざ東京へ再び! 帰りはタイヤは心配ですがむしろストップアンドゴーのない高速道路をできるだけゆっくりのペースで帰ることにします。これを師匠に言ったら「オレ明日友達と富士山行くから先に帰るね!」とさわやかに言い残して青森のフェリーターミナルから爆走して去っていきました。「師匠あなたって人は・・・」

僕は帰りの道中あまりの疲労と睡魔に岩手県のSAに立ち寄ってバイクを止めたとたんに横にあった茂みに倒れこみました。そしてほんの少しだけ眠ってしまったようです ええヘルメットを被ったまま。。。。。。。人の話し声で目を覚ましました 気づいたら僕の周りに人が数人囲んでます そうです ヘルメット被ったまま茂みに人が倒れこんでるんですもん 事件か事故しかないですよね。 みなさんお騒がせしました 違います極度の疲労と睡魔で気絶しただけです。

いま思い出すと若かったなーって思いますが こんなこともうできないんでやってよかったなって思ってます。僕にとって良い思い出の一つでした。 では

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