今回は目玉?のフレーム修正および磨きこみでございます。私の RALEIGH 果たして復活なるかどうかはこのフレームのディレイラーハンガー部分の修正にかかっているといっても過言ではない。
まずは恒例のキタねぇ状態をきれいにします。最初ピカールでシコシコやってたんですがめっちゃ疲れる、もっといい方法はないものかと家中探したところマジックリンを発見!これは本当はやっちゃいけないんだけどいつもチェーンなどの油汚れにガシガシ使ってるやつ こいつならきっとこのキタねぇ油まみれのフレームをきれいになるはずと思ってやってみたところ予想通りキレイになってきた!マジックリン最高!この調子でどんどんイクぜ。
マジックリン&ピカールの成果がこちら どうでしょう? 細かい部分の汚れや傷は残ってますが最初に比べるとメッチャキレイになりましたよね。
最初はこんな感じ↓
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/eaa2078acd0516d57fdea4c906edf1ea.jpg?resize=160%2C90&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07122-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07123-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07124-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07125-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07126-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
とりあえず汚れ落としはこんなもんで あとでもう少し細かい所をきれいにします。
ではではメインイベントです。最初のチェックで最も目立つ破損個所のハンガー部ですね、こいつを直してみようと思います。ここで登場するのが「PWTディレイラー直付ゲージ」 名称がわかりにくいですがアマゾンで買っちゃいました。 あとで紹介しますがこれ使ってみてメッチャ使いやすかったです。出番はあんまりないと思うのですが出番が来た時にはとってもお勧め!
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07140-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07141-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
こいつを使ってハンガー部を治します
幸いカールトンはクロモリフレームなので多少曲げても折れることは無いと思います。これがアルミフレームや別体のアルミハンガーなんかだったりするとすぐに折れます。クロモリフレームならではの修理ですね
まずは再度状態をチェック おもっくそ曲がってます
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07130-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07131-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07132-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
修正するにはホイールのアクスルを基準にハンガー部だけを修正するのでホイールは仮組みします、これやらないと最悪ハンガー部以外のところが曲がってしまうので。そしてハンガー部のネジ穴をきれいに掃除してからゲージの頭部分をねじ込みます。すると測定するまでもなくゲージが思いっきり曲がってますよね、この棒が最終的には縦横両方向で水平になるように修正するわけです。
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07134-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07135-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07136-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
ここから修正していきます。頼む折れないでくれよー メッチャ祈りながら慎重にかつ大胆に修正していきます。まずはどう見ても内側に曲がっているので大雑把に外側に引っ張ります このときゲージは右側の写真の通り上向きにして車体側に倒すようにしてハンガー部を外側に引っ張ります。
大雑把に修正した後は細かい調整をします。
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07152-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07148-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07149-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07150-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07151-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
ゲージの手元に水平方向に動く棒とその内側にゴムのOリングが入っています。この棒をホイールのリムに当たるまで差し込み手前のOリングをゲージまで押し込みます。要するにリムとゲージの距離をこのOリングで印をつけてることになる。そしたら一旦棒を手前に引いてゲージ本体を180°回転させて反対側のリムで同じように距離を測定します。このとき先に手前のOリングが当たるようなら先ほどより距離は遠く、棒が先にリムに当たれば先ほどより距離は近いことになります。そして両側が同じような距離になるようにゲージでハンガーを曲げて調整します。この作業を縦方向と横方向と行い調整します。
4か所でゲージの位置がまあ1mmくらいの範囲に入れば合格ですかね、結構微調整を何回もやってしまいました、本当は鉄とはいえ何回も曲げれば当然折れるのでできれば各方向に1回で決めたいところですがなかなかそうはいかなかったですね ムズイ。 でもとにかくなんとか形にはなった気がします やってみて思ったのは自分で思っていたよりも簡単に曲がるのでそのままポキッと逝ってしまわないかどうか心配でした、思っているより少しの力、少しの修正で良いイメージですね
どうですか 修正前後
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07130-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/100garden.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC07143-scaled.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
塗装はちょっと割れてしまいましたが鉄本体はおそらく無事だと思います。
今回は今回のレストア中で最難関かと思われたハンガー部の修正でしたがなんとかうまくいったのではないかと(今のところ) 次回はフォークの掃除、磨き&ヘッドパーツ、フォーク組み立てを中心に各パーツの磨きまくり工程まで行きたいと思います みなさんどうか一緒に無事に組みあがるよう祈ってください ではでは今回もありがとうございました。
コメント