植物の雑学

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こんにちは、よねです。今日は面白い本を見つけたので、本の紹介と内容の検証をしてみたいと思います。

それは有名なPHP研究所から出ている「面白くて眠れなくなる~」シリーズの【面白くて眠れなくなる植物学  著:稲垣栄洋】です。

表紙にはいきなり「Q. 木はどこまで大きくなれるのか?」とのクイズが書いてあります。読み進めると木が水分を吸い上げることができる高さまでしか成長できないと書いてあります。ふむふむ確かに…。私はこんなこと考えたことありませんでした。

内容は本当に充実していて是非読んでい頂きたいお薦めの一冊なのですが(すでにご存じの方にはごめんなさい)、ちょっとおもしろい検証ができるかなという部分を抜粋させていただきました。

 

ここからは引用です↓↓

植物の葉は、光が満遍なく当たるように、少しずつ葉の位置をずらしながらつけていきます。葉のつき方は「葉序」と呼ばれます。どの程度の角度でずれるかは植物の種類によって決まってきます。

たとえば、360度の1/2の180度ずつずれるものがあります。あるいは1/3の120度ずつずれるものもあります。これは、葉っぱを下から三枚数えると、1周回って元の位置に戻ってくることになります。

次に2/5の144度ずつずれるものがあります。これは下から葉っぱを数えると、5枚数えたときに、2周まわって元の位置に戻ってきます。こうやって、何枚で何周回って元の位置の戻ってくるかを調べると、葉っぱの角度がわかります。

(引用:【面白くて眠れなくなる植物学  著:稲垣栄洋】 P.18~20抜粋)

 

そこで本にならって身近な葉っぱの角度を検証してみました。

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①学校の校庭にあった葉っぱ

運動会の競技の合間にパチリ。とにかく葉の間隔が狭かった植物です。名前は不明。

これ5枚数えると元の位置に戻ってます。従って葉のつき方の角度は144度。

②パキラ

逆に葉の間隔が結構あいています。ちょっと曲がって育ってしまっていますが、3周で元の位置に戻ってきています。120度で葉っぱが付いているのか!(写真では確認しずらいかな?)

こんな風に植物を観察したことがなかったので本当に面白い発見であり、葉のつき方の不思議に驚愕してしまいました。

この葉のつき方は【フィボナッチ数列】に従い【シンパー・ブラウンの法則】というそうです。ぜひこれからの雨の季節に室内の観葉植物などで観察をしてみて下さいね。他にも面白い内容がてんこもりですので詳細は本をご参照くださいね。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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