前回は必要なものを揃えるとこまでできましたね。今回は 始め方 2ということでいよいよ乗るところからスタート!
前回の必要なものを揃える編はこちら
まずはポジション合わせを
これは専門店で購入した場合は必ずやってもらえるのですが自転車は実はあちこち調整することができて自分の最もよいと思われるポジションに合わせることができるんです。
ハンドル角度、高さ、ブラケット位置、サドル高さ、前後位置 だいたいこのあたりですね。
詳細はググるといろいろでてきますのでそちらで。 ここでは専門的なことは抜きにして初心者オジサンがまずは不自由なく乗れるところまでということで とりあえずサドル高さだけ合わせてみますか。
最も簡単な位置合わせは倒れないように壁に手をついて自転車にまたがり 脚をピーンと伸ばしてかかとがぴったりペダルに届く高さが最適です。 まずはこれだけでいいです。
サイクリングロードへGO!
物はそろった! ポジション合わせた じゃあ行ってみよう! どこへ?・・・・Where?
みなさんの近所にサイクリングロードがあるならまずはそこを目指すべし。なぜなら初めてロードバイクに乗ると100%フラフラします(必ず)そんな状態で一般公道走るのは危険です。
だいたいの大きな川の河川敷にはサイクリングロードはあるはずです。もし近所になかったら車に積んででも最初はサイクリングロードに行きましょう。それでもなければ広い公園とかでもよいです とにかく車や歩行者ができるだけいない場所に行きましょう。
そしてまずはロードバイクに慣れるところから。
最初はハンドルに手を置いてみよう! え どこ? ですよね ドロップハンドルってどこを持てばよいのか。ブレーキレバーの根元にゴム製のカバーがついてると思いますがここを握ってみましょう ここが最もオーソドックスな位置になります これをブラケットポジションと呼んでます。ブレーキもこの状態でレバーを握ってかけます。
そして自転車にまたがるのですがママチャリのようにいきなりサドルに座るのはNGです。なぜなら先ほど述べたようにサドルにまたがると足は地面に届かない高さになっているから。だからトップチューブをまたいで片足をペダルに乗せて反対の足で地面をけってスタート 走り出したらケツをサドルにのせて漕ぎ出すといった感じになります。 止まるときはその反対の動作になりますね。ブレーキかけて止まりそうになったらケツをおろして停車→足をつく
実はこの動作が最初はできないんです。僕もそうでした。
少しだけ走ってみよう
発進と停車ができるようになったら今度は少しだけ遠くまで行ってみよう5kmとか10kmとか無理のない範囲で。最初はゆっくりといつでも止まれるような速度で 慣れてきたら少しスピードアップしてみよう そして まさにこの瞬間! このときこそロードバイクってこんななの!?って思う瞬間です。ようやくここまで来ましたね。 どうですか めっちゃ気持ちいいでしょう
車やバイクでもスピード出すのはできますがチャリンコは生身の人間の状態ですからね
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操作を覚えよう
ここまでくると今度は速度に合わせてギヤを変える必要が出てきます。
ギヤチェンジの方法は部品メーカーによって違うのですが ここではシマノ製を題材にしてたのでシマノ製を例に説明しますね。
右のブレーキレバーを丸ごと内側にひねるように動かすと後ろのギヤが軽い方向に動きます。レバーの手前の小さいレバーを内側に押すと今度は重い方向に動きます。
左のブレーキレバーを丸ごと内側にひねるように動かすと前のギヤが今度は重くなるほうに動きます。レバーの手前の小さいレバーを内側に押すと今度は軽い方向に動きます。前後のギヤで逆の動きですねややこしいw
では今度はブレーキ 右が前輪、左が後輪で日本向けの自転車の場合ママチャリと同じ
最初のハンドル握り位置で説明したブラケットポジションを持ってみよう この状態でブレーキかけるのが最初は楽です。もっと慣れてきてドロップハンドルの下側を持てるようになったらその状態でもブレーキをかけることはできますよ
100km走れることを目標にしよう
ネットなどみてると僕も含めてだいたいのサイクリストの最初の目標は100km走れるようになりたい!というのが出てきます。その理由は様々ですが僕が思う100kmを目標とする理由はその先にはグループライドがあるからです。この先仲間ができて一緒に走れるようになると更に楽しみが増えます でも場合によりますがグループライドの場合半日から1日は走るようになり休憩しながらでも長いと100kmくらいは走ることもあると思います。ですので楽しむために、自分に自信をつけるために最初は100kmを目標にすることをお勧めします。でもそのためにいきなり100km走るのではなくて段階的に無理のないように距離を伸ばしていけばよいと思います おすすめなのは毎週末50kmを走ることを繰り返しこれが楽に思えてきたら そこから毎週10kmづつ距離を伸ばしてみるといつのまにか100km走れるようになってます。 がんばろう!
ビンディングシューズに挑戦
100km走れるようになったあなたはもう初心者ではありません。しかし100kmまで距離が伸びてくるとさすがに疲れると思います そんなあなたに秘密兵器「ビンディングシューズ」です。
これはペダルと足を固定するものですが固定することによってペダリングの際力が逃げることなく効率よく踏む力に変換されより楽に走ることができます 更に登坂などでは足を引く時にも力を入れられるので今よりグッと楽になりますよー
では何を選べばよいかというと前回のペダル編で書いたようにSPDがおすすめです。これはシマノの規格なんですが歩行することも考えられており少しの距離なら歩くのもそんない苦痛ではないはず。
では使い方ですが 乗車の時に右足をペダルに置き踏み込みます するとカチッという音とともにペダルに足がはまります。このまま発車します 少し進んだらサドルに腰掛け左足をペダルに乗せ踏み込みます。そうすることでペダルに固定されます。外すときは乗車と逆の手順で左から足首を内側にひねるようにするとカチッと外れます。最初は止まってる様態で練習しましょう
うまくいかないと立ちごけします これはだれもが経験するメッチャ恥ずい事故なのでお気をつけて
↓こうなりますwww
仲間を見つけよう
さあ あなたはもうビンディングシューズも手に入れ100kmを楽に走れるようになってます。この先に広がる楽しみの一つに仲間と一緒にワイワイとグループライドに出かけることが待ってます。
もちろん1人であちこち走るのもメッチャ楽しいですが グループも楽しいですよ。
仲間は何処に・・・・ですよねー 最も簡単なのはまわりの知り合いに乗っている人がいるようなら声をかけてみることですがもしいないようなら専門ショップ主催のライドとか試乗会などに参加してみるのもよいかと思います、同じような人がいますからね。あとはSNSも有効ですよ ツイッターやインスタなど探すとクラブ員募集とか 自分の近所で同じような人が一緒に走ってくれる人募集とかよくあるので SNS上で同じような境遇の人と少し打ち解けたら思い切って誘ってみるといいと思います。みんなあなたと同じく困ってる人がSNSにあげてるんです。
まとめ
- 乗る前にサドルの高さだけ合わせよう
- 最初はサイクリングロードで練習
- 発進と停車から練習
- 変速とブレーキの練習
- 50kmを繰り返し走れるようになろう
- 100km走れるようになろう
- 仲間を見つけよう
ここまでこれたあなたはもう初心者オジサンではありませんよー あとは自由です。(いや最初から自由w)この先は皆さん自身で楽しみ方を見つけて健康で生涯楽しい人生を!!
長々とありがとうございました ではでは
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