富士ヒル 日記2023-最終回

富士ヒル日記2023
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本日今年度の 富士ヒル 本番を迎えました。これまで練習してきた成果がはたしてどんな結果になるのか自分でも楽しみですね。

今年は皆さんご存じの通り金曜日にまさかのこの時期の台風による大雨で特に東海地方から関東にかけて大雨が降り続けました、なんでも場所によっては6月の梅雨時の雨量の2か月分が1日で降ったとか ひえ~ これにより被災された方々もおりそんなことを考えるとのんきに 富士ヒル とも言ってられない状況かもしれませんが何はともあれ少しでも被害が少なくあってほしいと祈るばかりです。そんな状況なので東名高速道路やそのほかの道路がのきなみ通行止めとなっております はたして明日の土曜日には会場へ行けるのかどうか、、、、

そんなことを考えつつ土曜日の朝?3時に起床 道路情報を確認するとあいかわらず通行止めは続いている これは渋滞必至と思いまだ暗い中出発 東名高速を使うものの焼津ICで強制退場

一般道路をつかってのんびり進むとやはり途中でチョイチョイ渋滞が発生、これらにはまりながらも富士宮まで進むとここからは思っていたよりも順調でした。 そして

途中で腹が減ったのでコンビニで何か買おうと思って入ってみるとなんと!なにもない!!! これはやはり物流が停止してしまっているのか?

でもここからの渋滞状況はそんなにひどくない そして9時ころには到着 いやー意外と早かった?? 

そして受付会場に到着しウロウロいていることにはなんと!晴れ間が見えてきていつのまにか最高の天気になりました! こんな晴天の富士ヒルは初めて

 とりあえずひとおり物色しながら回ってみる。試供品などもらえるものはもらって漁りまくり

ライド中の補給食関係のブースが結構ある。やはり富士ヒルは距離が長いので途中で補給しないとだめなんだろう メダリストのエネルギージェルは試食もさせてもらったんだがけっこうよかったなあ 買っちゃったwww

そして受付を済ませてそそくさと宿のほうへ 本日の宿にいったん戻ってからまだ時間あるので河口湖、西湖あたりを軽くサイクリング

いやー前日からメチャクチャ気持ちいい!

さあさあ河口湖周辺を満喫したところで早めにご飯を食べて就寝しましょう。ところが、、、なんだ まったく寝れない 明日遠足の小学生のように寝れないぞ ん~ そんなこんなであまり眠れず本番当日を迎えるのでした。

そして翌朝早朝、、、 いやー最高じゃねえか! 富士山もよく見える

こんなに最高のコンディションの 富士ヒル は初めてだぞマジで、富士ヒルといえば「雨」というのが定説 おいおいどうしたこの晴天は!

早朝からテンション上がって駐車場へレッツゴー!

駐車場では早いウェーブの人たちがもう準備している

まわりでこういう光景を見ると何故か焦る(-_-;) ワイも準備する。

ワイのスタートは7:10からなのでもうチョイ時間あるので入念に準備してイザ北麓公園へ!

さあ 最後のトイレへ行ってもう後は大本番のスタートを切るのみ 

これまで言ってなかったかもしれないけど今年の目標は80分を切りたい!

そしていよいよ時間となりスタート 公園から計測開始地点までの最初の1kmくらいは全員でゆっくりと進みます、、、しかし今年はコロナ明けのため参加者が非常に多くここでも渋滞が発生 あれ?全く進まなくなった。ノロノロと計測地点まで進むと少しづつペースが上がる いよいよ始まるぞ さあ計測地点を過ぎてスタート、一気に周りのペースが上がる! え、ちょ マジ スゲー速いんですけど ここであわててワイもペースアップ しかしあとでログを見たらここで330wも出ていた!あきらかにオーバーペース しかしあの人たちこそがいつかは到達してみたいシルバーを目指すシルバートレインなのだ。

(アカン 速すぎる、、、、)という序盤から絶望を味わいながらワイはマーペースで登る、、、そして最初のキツイパートを抜けると1合目。どうにか20分台でこれたぞブロンズのペースは明らかに超えてる!よしこのまま2合目までも貯金を作るぞと思いペースアップを試みるがどうにも上がらない どうしたワイ、、、、そして2合目 33分台 んッ!? まあまあか でももうチョイいきたい。ここからはやや苦手なパート 淡々とほぼ一定勾配が続く変化に乏しい心折れポイント いや苦手だかろこそここで頑張れば伸びるはず そう思っていると若いお兄ちゃんが声かけてきてくれた「どのくらい目標ですか?」 ワイ「ジジイですが80分切りたいです」 お兄ちゃん「しばらく後ろついてもいいですか?」 ワイ「もちろんOK 加齢臭をまき散らしてますが」ということでしばらくお兄ちゃんと一緒に走ります。こういうのけっこう元気出ますね 富士ヒルでは初めての経験でした。さてそうこうしているうちに3合目 どうだ? 47分くらい、、、、うう く クソー もうちょいいきたいがもう残り少なくなってきたぞ ここから見通しの良い直線でますます心が折れるポイント そして振り返るとお兄ちゃんは居なかった。

ここで気を取り直していきたいとこだがちょっとでも気を抜くとすぐにパワーが落ちる、常にパワメを気にしてないといかん 心がくじけそうになるのをこらえて大沢駐車場を通過 で 4合目! どうだ!

65分くらい、、、くううー 記憶の中では自己ベストな気がするが80分は切れないかもしれないとここで思い始める。 残りはホントに少ないぞ しかしまだまだここから後の救世主となるピナレロ‐プリンスに乗った体格の良いお兄ちゃんと合流 結構同じくらいのペースでいい感じ「よし 一緒に行こうぜピナの兄貴」。ここを踏ん張りラストと言っても良い激坂 奥庭の坂に到着、ここをピナ兄貴と一緒に登って最後の平坦路、おおおおらーーーいくぜーーーーーギヤをアウターへ叩き込み最後の力を振り絞り全速力! おお ピナ兄貴が前へ よしワイは後ろへ(卑怯)ピナの兄貴すごいぜ37km/hまで出てる おーしこのまま最初のトンネルへ ここからは微力ながらワイが前へ出るぜついてこいピナの兄貴 そして二人で最後の500m激坂突入 これで最後だ 全力出すぜ ぬおおおおらーーーー

ピナの兄貴が前へ出る 負けじとワイも抜き返す そして、、、、ごーーーーーーるウウウウウウ!

ワイのガーミンの時計で、、、、、、ギリ84分台、、、、ううううううう( ノД`)シクシク…80分切りの壁は厚かった しかしブロンズ2連覇は確実。今日は富士山が良く見えるぜ、こんなに天気のいい富士ヒルは初めてだ 目標には届かなかったけど最高の天気とコンディションの中これが今の自分の限界なんだと改めて思い知った2023富士ヒル。だがしかし 今思い返すとはたしてオレは全力を出し切ったのだろうか という自問自答を繰り返している なぜならゴールの5合目では泣いていいる人たちがたくさんいる。もちろん目標達成したうれし涙の人もいるだろうしかし どうみても悔しくて泣いている人がいる、立ち上がれない人もいる。この人たちはこれまでの練習含めて本当に全力を出し切ったのだろう それに引きかえオレはどうなんだ 気持ちがいいのは確かだが脚が攣っているわけでもない、こらえきれないこみあげる何かがあるわけでもない。本当にオレは全力をだしたのだろうか、、、、、

いまこの気持ちがある限りオレはきっと来年も出るだろう そしてそこでは本当の全力を出すことを誓いつつ 今年の2032富士ヒル日記は終わろうと思います。 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。 ではまた来年

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